Seasar Strategies Day 2005

電通ビルきれいだったー。自社ビルなのかな?

前半

商用サポートは一応ありますって感じかな。ビジネスの面で何もないですよってのよりは、何かあった方が良いからという印象。60万円という価格も特に明確な根拠があってではないし、複数プロジェクトで使いたいというのも応相談とのこと。回数が限定されていないのは紳士協定が前提だから。本当にサポートが始まってから色々変わっていくんでしょうなぁ。
それにしても、S2がすでに会社の一部になってるようだけど、一番初め、オープンソースなS2を使うことを受け入れる時はどうだったのだろうかは気になるところ。信頼できる社員が作ったものだから難なく受け入れられたとしたら、これはうまいやり方だよなぁ(そんなことを意識していたかどうかは別にして)。オプソだめな会社に居る人は、自分の時間で何か作って、オプソとしてリリースしてますので使ってみてくださいって手が使えるんじゃないだろうか、信頼のある人なら。(ん、信頼ある人ならそんなことしなくてもいけるのか…)
Seasar Projectの組織の話し。まだちゃんとしてないって言ってたけど、ちゃんと考えられてるという印象は受けるので、ちゃんと進むんだろうなぁと感じる。すごい方々です。あ、待望のS2本は秋頃出版だそうで。

後半

Kuinaの話し。Kuina自体は、現段階ではEJB3のEntity Beanをサポート(実装)するとのこと。
基本的にはS2Daoの定数アノテーションがJDK5.0のアノテーションになったという感じか。Bean(Kuina Core:EJB3 Entity Bean)にはEJB3アノテーションを使うようになり、1:NもN:N(関連テーブル)もいけるようになる。DAO(Kuina Dao)はKuinaアノテーションを使ってEJBQLの自動生成(または2Way SQLも使える)、でいいのかな、まだ理解が追いついていないが。あ、もちろん実装はAOPによる自動生成。
テーブルのカラムとかEJB3のデフォルト値の命名規約に従えば、アノテーションすら明示的に指定しなくて済むようなのでほとんど何のアノテーションも書かずに作れてしまう。いやいや、Eclipse PluginのKuina Studioを使えば、もはや自らアノテーションなんて書かないでいけるというすばらしさ。いやいやいや、DTOからDAO、BeanさらにはテーブルまでがPluginサポートの範囲なので、画面とロジックだけ書けば完成してしまう!
というもの凄い構成なんだけど、Eclipse Pluginに関してはちょっと飛躍してる感は否めない雰囲気を感じた気がするw